岐阜の地方銀行「大垣共立銀行」は先進的

大垣共立銀行の歴史と成長

大垣共立銀行は、明治11年に発足した第百二十九国立銀行が発祥となっている銀行です。岐阜県内には全部で6つの国立銀行が発足しましたが、吸収合併を経て現在まで存在しているのは、この大垣共立銀行と、岐阜県岐阜市に本拠地を置く十六銀行だけとなっています。

特に十六銀行とは、岐阜県内においてライバルとして激しく争っています。岐阜県内には他にも第二地方銀行である岐阜銀行、岐阜信用金庫、農協(JA)など、大きな地盤や顧客を持っている金融機関が多いので、多くのライバルと顧客獲得競争を行っている状況となっていて、新規顧客の獲得が難しい状況にあります。

そこで大垣共立銀行では「業界初」を掲げて、様々な新規サービスを展開することで、経営の活路を見いだそうとしています。例えば今では当たり前であったインターネットバンキングや、インターネットだけの専用サービスを設けるなどのサービスは、大垣共立銀行がそのサービスの走りとなっています。また、ATMの土日祝日オープンや、ATM利用手数料の無料化なども大垣共立銀行が真っ先に打ち出したサービスです。

もっとすごいのは、金利の引き下げを積極的に行ったことです。ライバルである十六銀行との顧客獲得競争の一環で、住宅ローンやカードローンの貸出金利を引き下げることで、より多くの顧客の確保を狙った取り組みを行い、この金利引き下げ競争は一時期業界内でも「岐阜金利」と呼んで注目していた時期もあります。これらの競争を経て、今後も地域に愛される金融機関として大垣共立銀行は成長していくことが期待されます。